ちゃっくのメモ帳

ちゃっくがメモしときたいことをメモしとくよ

IQ1も就活したんだよっ

りあんうくさんの就活エントリに影響されて書きました。乗るぜこのビッグウェーブに。

りあんほど強くないので、修士卒の一般人の参考にはなるかと思います。


企業名とかは隠します。
知り合いで企業名とかも知りたいって人は言ってくれればサークル向けに書いたものを見せます。
rogyの人はrogywikiを見て。

先に結論を言うと4AC2WA1RE(2?)って感じです。

自己紹介と面接で話した内容

  • 競技プログラミング
    • Atcoder,Topcoder,Codeforcesで青底辺です
    • 後はICPC2017でつくばやタイに行ったりしましたが、これはチームメイトが強かったので、就活で競プロについて話す時は青底辺ですと言いました
    • そもそもあんまり就活で競プロについて話していません(これはレート的に話題にするほどの価値が無いと判断したので)
  • 研究
    • 学部ではデバッガの研究
      • 学部の頃の成果としては国際会議に通したり、国内で研究会に論文だしたりしました。会社によっては研究についてめちゃくちゃ聞かれてびっくりしました。正直学部の頃の研究は細かいところを忘れていたので焦りました。
    • 修士ではプログラミング言語の研究

あとはICFPCやってみたりISUCONやってみたりって感じですが、どちらも1回しかやってなくてゆるふわなのであんまり話題にしませんでした。

インターンは1年に満たないくらいの期間でA社に、夏に1ヶ月B社に行ってました。

後はenPITのITSPについて話しました。これは東工大が参加しているIT特別教育プログラムのチーム開発の授業です。

面接全体では、ITSPと研究の話とインターンが多かったですね。
特に企業はチームで動くことが多いからかITSPの話をすることが多かったと記憶してます。
(就活結構昔なので忘れてきてる)

就活準備

1月に1度だけアカリクのイベントに行きました。先輩の紹介で行くと1万円貰えるので金に目がくらんで飛びつきました。
行ったらハンドスピナーがもらえて大喜びしてしまい、ハンドスピナー回しながら逆求人するみたいな行為をしてしまいました。

あとは大学で開催されている説明会?の懇親会に行ったら、知らない人に「IQ1の人ですか?」って言われて怖かったです(誰だったんだあれは...)。

個人的には情報理工学院で開催されてるやつは行く価値はあるかもしれないけど、大学で開催されるやつはノイズが多すぎて微妙。

就活

就活は11月か12月くらいから初めました。結構早いと思うのですが、割とメンタルが貧弱なので早く内定を貰って安心したかったというのが大きいです。

α社

選考フローはWeb→1次面接→最終面接
でした。11月くらいに1次面接を、12月くらいに最終面接を受けました。

Webテストはただの競プロっぽいやつでした。

1次面接ではインターンの話とITSPの話を主にしましたが、半分くらいの時間を質問に使ってしまいました。
これは単純に向こうの話してくれた技術が面白かったので気になることを聞いてたら時間が消滅しました。

数日後に2次面接の日程調整をしました。
2次面接は2秒で終わりました(大嘘)。
正直2次面接の内容をあんまり覚えていません(すみません)。

2次面接が終わるとその場で内定をいただけました。
AC

β社

11月くらいに応募しました。
A4で3枚、英語の履歴書を要求されました。これを書くのはめちゃくちゃ疲弊しました。
提出した直後(数分後)に不採用のメールが来ました。
流石にあんまりなので、「これおかしくない?」みたいなのをサポートに投げたら、応募はActiveになったのですが、状態が不明でサポートにもう一度今の状態を質問したらあまりにも要領を得ないメールが返ってくるってのを繰り返した結果面倒くさくなったので放棄しました。
半年以上経った今でも応募状態がActiveになってるのですが何がどうなってるのかわからないです。
RE

γ社

面接では現CTOや前CTOと話しました。
ちょうどCTOが変わった後くらいだった(?)のでCTOの書いた記事くらいは読んでいきました。

話した内容は研究の話とITSPだったと記憶しています。

後日内定の連絡を頂きました。

最終的にどこに行くか迷ってるときにご飯とお酒を食べさせて頂いたり、お話を聞かせてもらったりしてくれて気にかけて頂いてありがたかったです。ありがとうございました。

AC

δ社

アカリクのイベントで話して、受けることにしました。

選考フローは1次面接→2次面接→不明です(WAしたので)

1次面接ではITSP、研究、競プロなど上で書いたことを全部話しました。しかし、詳しくは書きませんがなんかスイッチが入ってしまって、鉞マシーンとかしてエンジニアに向かって鉞を投げまくるバーサーカーになってしまいました。
ダメだと思ったけど後日次の面接の日程調整が入ってOK

2次面接ではどういうことが聞かれるかが前日に人事のかたから連絡が来たのですが、自分の中で答えを出せないまま面接を受けました。
2次面接では偉い人と面接をしました。基本的に話を聞いていました。話を聞いているとだんだん「ここは自分に合わないきがするなぁ」ってなってきました。
後日不採用の連絡が来ました。

WA

ε社

選考フローはコーディングテスト→1次面接→最終面接でした。

コーディングテストは普通の問題(とは?)でした。

1次面接は30分x4人でしたが、それなりの期間インターンをしていたのでお互いに聞くことがあんまりないというのを繰り返しました。

1次面接のあと、僕がインフルにかかったりして2次面接まで1,2ヶ月開けてもらいました。

2次面接も30分x4人でしたが、こちらは偉い人が多く、あんまり喋ったことがなかったのですが、どちらかというと会社選びのアドバイスを頂いたりしました。

後日内定を頂きました。

面接のたびにいろいろご飯を頂いたり、内定のときにお酒を飲ませて頂いたりしました。ありがとうございます。

AC

ζ社

1月の中旬に応募しました。
コーディングテストがあったりオンライン面接があったりオンサイト面接があったりします。

2月にオンライン面接を受け、3月にオンサイトでコーディングインタビューをしました。
コーディングインタビューでは4人で一部英語でした。
一部面接官の英語がわからなかったのですが、ホワイトボードも使えない状況になり「もう一度ゆっくり簡単な英語で喋ってくれ」を英語で喋る機械になってました。

社食は噂通り美味しかったです。

1週間くらいして不採用の連絡。
WA

η社

ソシャゲを作っている会社です。
アカリクのイベントでエンジニアと僕の研究について話をして盛り上がったので受けました。

ここはAtcoderでコンテストを開いてるところです。

1次面接はエンジニア2人と行いました。1時間くらい研究について話しました。学部の研究について記憶が薄れてて焦りました。1次面接はこれだけで実質論文発表でしたが、国際会議のときとかよりもいろいろ質問してもらえて嬉しかったですね。

2次面接のときにインフルエンザにかかって、リスケしてもらったのですが、かなり人道的な対応をしていただきました。こういうところでちゃんと対応してくれると信頼度が増しました。

2次面接もエンジニア+人事の方と面接。少し前にオンサイトコンテストでみた人が面接官でびっくりしたりしました。
この面接では、何ができるかを確認するみたいな感じだったと思いますが、あんまり覚えてません。

1週間後くらいに内定を頂きました。

AC

後日談: PPLにポスター発表しに行ったときに担当の人事の方にあってびっくりしました。

θ社

Atcoderでもコンテストを開いているが、それ以上に普通に有名な会社。
アカリクのイベントで人事の方とお話をしてうけることになったが、面接の予約が常に埋まっていて面接をすることなく辞退させていただいた。
受ける人が多いのでしょうがないと思う。

ι社

Atcoder Jobsから申し込んだ会社。
応募から1ヶ月以上連絡がなく、レート的に採用する気ないのかなぁと思ったりしていた。
後から連絡はあったが、あんまり連絡が遅いと気が萎えてしまい辞退。

どこに行くかの基準

どこに行こうかは割と迷いました。
ただ、あんまり悩んでも結論は出ないと思ったので自分の中で4月までに決めて連絡しようと思ってました。
が、スマブラをしてたら遅れました。

どこに行くか決める基準として、待遇とかも少し気にしたのですが新卒なので得られそうなスキルを考えたりしたほうが最終的に幸せかなぁとか考えたりはしました。ただ、どうしても答えは出ないので割と雑です。

あとは家からの通勤時間とかは考えました。家の立地的にどこも実家から通えてしまうので割とこれは気にしました。


あとはフレックスと裁量労働の話は聞いたけど忘れました。何が違うかは何回か調べたけど忘れました。
リモートは興味がなかったので僕の中では特に判断基準に含まれませんでした。
(インターンをいていたときに思ったんですが、リモートってチームの行動が難しくなったりしないんですか)

まぁ最終的には合わなければやめればいいくらいの気持ちで生きているので実はそこまで深く考えてないです。

就活を終えて

りあんやうくさんと同様スーツを着ることはありませんが、僕は別にスーツに対してそこまで抵抗がないのでオフィスカジュアル(謎)よりはスーツって言われたほうがわかりやすくて好きかもなぁくらいには思いました。

別に不採用だった企業に対してネガティブなイメージは無いです。ただ、あまりにも連絡がない企業に対しては割とネガティブなイメージをいだきました。


競プロで就活的な話が好きな界隈がいそうなので、そういう話をすると多分青底辺くらいだとあんまり嬉しみはないです。競プロできると主張するほど強く無い割に、やったこと無いってわけでもどういうアピールをすればいいかよくわかりませんでした。(あくまで僕の体感なので参考程度に)。
ただ、コーディングテストがあるならCF Div2 ABCくらいを30問くらい素振りしたほうが良いと思います。(Atcoderでもいいんですがコーディングテストの練習としてはCFの方がイメージしやすかったのはなんでですかね)

東工大生で就活に不安がある人はITSPを取ることをおすすめします。授業に沿ってるだけでチーム開発できて成果物が湧いてくるので自分で開発するきっかけがつかめない人はやるべきだと思ったりしました。

最初に書いたように、僕は研究、インターン、ITSPを軸に就活を進めました。この辺りで共通するのは「どういう失敗をしたか」とか「どのあたりが難しかったか」とかがどうしても出てくるので使いやすいネタになった感じです。


就活全体としては比較的承認欲求が満たされたのでむしろ楽しかったような気がします。
コーディングインタビューとか質問面白かったし、面接官がエンジニアだと会社の技術的な話を聞いたりできて普通に面白かったです。
あとは、ご飯が美味しかったので世間一般に言われているほど辛い作業でもありませんでした。
ESについても、これを書くのに苦労するところに応募するの、多分マッチしないので応募しないみたいなスタンスは多少ありました。
お祈りされるとどうしても悲しくなるのでかぐや様を読んだりして精神を回復したりしてました。

かぐや様の藤原千花を見ると2秒で精神が回復しました。どうも僕は夕立とか藤原千花のような見た目に弱いようです。
かぐや様は藤原千花も好きなのですが、途中から四条眞妃さんがかなり好きになりました。眞妃先輩の良いところは、本人は可哀想なんですが、石上くんに対して優しいところに惹かれました。特に、文化祭で石上くんがつばめ先輩を誘うように発破をかけるシーンが1番好きな眞妃先輩のシーンです。逆に藤原千花は見た目は好きなのですが、途中から異常者感がどうしても否めませんでした。でもかわいいのでオッケーです。
個人的には途中からストーリーが重くなってきてしまい、最初の軽いコメディだった頃のほうが作品としては好きだったなぁという気持ちもあります。現在発売されている最新刊の最後のほうが氷かぐや様が出てきて続きが気になる終わり方をしたので早く新刊が出てほしいのですが、話が重そうなのであんまり長く続くと読んでて苦しそうだなぁと思いながらもめっちゃワクワクして新刊発売を待ってます。

最後に

りあんよりも一般スペックの修士卒の就活エントリなので比較的参考にはなると思います。(レッドコーダーは人外なので人外の就活みても参考にならないでしょ!)

前にも書いたのですが、別に不採用でも悲しくなってもその企業を嫌いになったりはしないです。
コンテスト中にWAが返ってきたときのほうが明らかに精神状況悪いです。

しかし、あまりにも連絡がなかったりするとめちゃくちゃイメージが悪くなるというか、待ってる間割とモヤモヤするので勘弁してほしいです。もちろん企業はたくさんの学生を処理してて忙しいことは理解しているのですが、連絡がいつくらいになりますくらいの一報は欲しいです。1週間くらいなら別にいいんですが、1ヶ月は割と精神が参ります。